工作コンテストで種飛ばしコンテストを行いました。タンポポやカエデ、熱帯性のアルソミトラの種はパラシュートや回転翼、グライダーの機能を持っています。生物の機能をまねて人の役に立つ技術にすることをバイオミミクリーと言います。今回のコンテストは、半紙またはコピー用紙を使って種に見立てたBB弾をいかに遠くに飛ばすかを競いました。制作した様々な形の種を天井から落とし、扇風機の風で飛ばしました。パラシュート型は安定して距離を稼げますが、飛躍的には距離が伸びません。グライダー型は重心や軽さなど作るのが難しいですが、うまくいくと距離が伸びます。もう一つのルールは、タンポポのように種は一度に何個飛ばしてもいいことにしました。コンテストの結果、最大距離はグライダータイプで6.5mでした。今回のコンテストは順位が出るのでみんな真剣でした。先生のコレクションの化石を賞品にしたので、みんな一生懸命でした。

生徒たちが考えた種を飛ばす形