ジブリ美術館の1階奥に巨大なターンテーブルアニメーションがあります。このターンテーブルアニメーションを小さくした8コマアニメーションを作りました。
 8体の人形を少しずつ形を変えながら作っていきます。人形が完成したらテーブルを回すのですが、そのままでは像が流れてしまいます。点滅フラッシュで同期させて見ると動いて見えます。また、少し前に「トランジスタ扇風機」を作ったので、扇風機にスリットの入った黒色円盤を取り付けて同期させるとやはり動いてみることができます(写真下)。
 この工作は、作っているときにはどのように見えるかわからないため、動きを推測しながら作る必要があります。原理を理解し、推測したうえで、粘土制作の力が問われる、なかなかむずかしい工作です。それでも子どもたちは果敢に挑戦し、すばらしい作品ができあがりました。

左 点滅ライト、 右 回転スリット