自分の描いた絵を大きく映しだすということは、子どもたちにはとても魅力的なことです。しかし、今は学校でもPCプロジェクターが主流となり、以前のようなスライド映写機を見かけることがなくなりました。投影するフィルムは回転盤とし、連続画や8コマ漫画が描けるようにしました。
最初にレンズの仕組みについて実験をしました。レンズが像を結ぶ様子や、像がさかさまに映ることを理解して工作の開始です。投影機ができあがると、今度は上映するフィルムにマジックで絵を描きました。
上映会では、みんなの描いたスライドを順に見ていきました。連続した絵にオチがあったり、季節の移り変わりを描いた絵など、楽しい絵がたくさんありました。子どもたちの中から弁士も登場して、無声映画を見ているようでした。
みんなの描いたフィルム