自分の作品を気に入る

 教室で作品ができ上がったあと、私は子どもたちに
 「自分としては うまくできたと思う?」と時々たずねる。
 「うーん ここがうまくできたかな」
 「ここが きらきらしていて すごいでしょ」
などと 子どもたちは自分が工夫したところを活き活きと説明する。
中には「まあまあ かな」とか「こういうの苦手」と言う子もいる。

 自分の作った作品にほれこむということは、モノ作りの基本だと思う。自分の作品を自分で誇りに思う力、自分の工夫や努力をきちっと説明できる力は大切だ。 私は子どもに同調し、努力した子どもには、できる限りほめるようにしている。
 自分の作品を誇りに思い、大切にし、愛着を持てるようにさせたい。

< 縄文服作り>